出発前にネットでいろいろ調べたのだけれど、どうもイスタンブールにあるグランドバザールの中に毛糸屋が集中しているらしい。アメリカの毛糸会社でトルコで毛糸を作っているところもあるので、ある程度期待して出かけた。
さてさて、確かにグランドバザールの中にテキスタイル関係のセクションがある。そこの毛糸屋で扱っている毛糸というのがなんとほとんどアクリル100%の毛糸。あとはかぎ針でレース編み用のコットン糸だ。ウールがないのだ。アルパカとかカシミヤなんて影も形もない。ひょっとするとどっか別のところにあるのだろうか?
ウールやシルクはカーペットに使っているからどっかにあるには違いないのだが…。
スカーフやテーブルクロスなんかと一緒に売っていた室内履きが右上の写真。100%アクリルであります。といっても怖いので手洗いしてま〜す。1000円くらい。
右側の靴下は、やはり100%アクリル、イズミアのマーケットで買った。古物でつぎが当たっていても、新品でも同じ値段!古くても新しくてもゲージは同じ模様も同じ感じだったので新しい方を買いました。2000円くらいだったかな。
スカーフの端っこに飾りとしてつける小さな花屋モチーフを作るのはかぎ針とニードルレースの2種類。当然ニードルレースの方が作るのが難しい。
こちらはニードルレース、糸始末もちゃんとされていて綺麗な仕上がりになっている。ブルーのビーズはトルコ石だと思うんだけれど。
こっちはかぎ針で編まれたお花。麻製のストールの両端についている。
トルコではチューリップとカーネーションがモチーフとして人気がある。
トルコ人が言うにはグリークヨーグルトはもともとトルコ発だった、オランダのチューリップはトルコから持っていったものだとか。
確かにトルコのヨーグルトは濃くて美味しい。NY
に戻ってグリークヨーグルトを食べたけれどトルコで食べたヨーグルトには負ける。
野菜も新鮮で美味しかった。トルコで初めて食べたマルベリー(桑)の実は、乾燥させてレーズンのようになっていても両方美味しかった。日本の桑のみとちょっと違うようで、色は白いので太った蛾の幼虫みたいな感じだ。