2015年2月9日月曜日

クリエティブな人たちと働くということ

2月2日からオレゴン州ポートランドに2ヶ月の予定で出張にきております。LAIKAというストップモーションのフィルムを作っている会社での仕事です。今回は「KUBO and Two Strings」。日本語だと「クボと2本の糸」となるかしら、封切り時はもっといいタイトルがつくでしょう。江戸時代あたりの日本が舞台です。

この会社は以前に「コララインとボタンの魔女」、「パラノーマン ブライス・ホロー謎」、「ボックストロール」を作っていて今回の映画が4作目となります。

私の部署は「Look Dev. 」で、必要なものをストップモーション用に見つけて作り出すという部署です。例えば木の葉、人形アニメーションの場合人形のサイズに合わせて、葉っぱのサイズも小さくなります。葉っぱのサイズが小さくなると厚みも葉脈も小さくなります。ということは薄くても形が保てて、それらしいツヤやテキスチャーが必要となり、なおかつスクリーンで大写しになった場合も見た目がいいような素材や処理を見つけ出すのが仕事となります。あくまでも超リアリスティックの必要はないので、映画全体の雰囲気に合うように工夫します。
探した素材や処理方法は次の部署へ送られて、広い面積や数を作ってセットへ、またはコンピューターへ読み込んで画像処理がなされたりします。
私の手を離れたサンプルが、別の複数の部署で消化され、フィルムの一部となってスクリーンに出てきた時は結構感動します。

まあ、細かいことはさておいて、そんな仕事場なので、周りにはたくさんのクリティブな人たちがいます。普段は割と静かなのですが、時々こんなのを目にします。
トイレの個室にある便座用のペパーカバーです。


2 件のコメント:

  1. 笑いました。

    これは、使おうかと思ったけどよくわかんなかったからやっぱり元に戻したってやつじゃないでしょうか。フフフ。

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  2. そうかもしれませんね〜、ふふふ。

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